事故物件は現状のままでも売れる?清掃や残置物撤去費用の負担は?

事故物件を売却したい場合、清掃費用や残っているものを処分した際の費用はどの程度なのかと不安や疑問を抱く人も多いのではないでしょうか。
そこで、事故物件の清掃費用や残留物撤去費用の内訳、相場について紹介します。

事故物件をクリーニングするためにかかる作業と費用相場

事故物件をきれいな状態にして売却するためには、自宅内に残っている物を片付けなければなりません。また、事故が起こった形跡もしっかりクリーニングする必要があります。

事故物件をクリーニングするためには、遺品整理と特殊清掃、残留物撤去といった作業を行うことが一般的です。そこで、事故物件を売却する前に行う3つの作業の費用相場について解説します。

遺品整理費用の相場

遺品整理の相場は、間取りごとに異なることが一般的です。
遺品整理を依頼すると、人件費や廃棄物処理費、ゴミの運搬費用がかかります。戸建ての物件は部屋数が多かったり、庭があったりなど作業をする場所が多いため、マンションと比較して費用が高いことが一般的です。しかし、マンションやアパートの場合、エレベーターがないと別途費用がかかる場合もあるため注意しましょう。
さらに、どの程度の作業を行うのかによって人件費が異なり、大人数で作業しなければならないと判断した場合には人件費が加算されるケースが多いです。

なお、費用の算出方法は遺品整理業者ごとに、間取りなのか、部屋の面積なのかが異なります。
遺品整理の費用は業者ごとに幅がありますが、30~80万円ほどが相場です。
部屋の体積や面積で計算する業者は、整理しなければならない遺品の量が少なかったとしても料金が割高になるため、あらかじめ遺品整理業者に見積もりを依頼しておく方法が有効だといえるでしょう。

特殊清掃費用の相場

特殊清掃は、自殺や殺人、変死、孤独死などがあった事故物件の室内を元に戻す際に行われる清掃です。人間が死亡した場合、1週間ほどで死体が腐敗し、腐敗すると強い臭いがするうえに遺体の周辺には害虫が集まります。

また、血液や体液が壁や床に染み込む ことが一般的です。強い臭いや床や壁に染み付いた血液や体液を取り除くためには、専門技術が求められます。
特殊清掃は事故物件ごとに状態が大きく異なるため、費用相場は明確になっていません。そのため、清掃業者に見積もりを依頼する必要があります。

残留物撤去費用の相場

残留物は、事故物件に住んでいた人の家財道具を全て撤去する作業です。また、戸建ての場合建物を解体すると木材や鉄骨も撤去します。さらに、残留物を生活用品、木材や鉄骨、家電家具などに分類したうえで、それぞれ適した方法で運び出さなければなりません。

残留物撤去費用は事故物件の広さや物の量によって大きく異なります。例えば、2階建て30坪程度の物件であれば撤去費用はおよそ80~120万円です。内訳としては、養生シートや足場を設置し解体する費用、撤去したものを運搬する車両の搬入作業、人件費、トラックや重機の レンタル費用などが挙げられます。

事故物件の清掃を依頼する業者選びは大変

事故物件に残された遺品や残留物を整理・撤去したり、特殊清掃を行わなければならなかったりする場合には、様々な費用がかかります。また、依頼する業者ごとに費用は異なり、各業者に見積もりを依頼して信頼できる業者を探さなければなりません。

「あきんど」なら事故物件をクリーニングせず売却できる

大切な家族や親族の住んでいた物件の片付けは、悪質な業者に依頼しないように注意が必要です。
あきんどであれば、特殊清掃や遺品整理、残留物撤去などは行わず、現状のままでも買取可能です。特殊清掃や残留物撤去費用は高額なうえに、業者ごとに費用が異なります。費用が気になるものの事故物件を早く売却したいという場合には、あきんどへご相談ください。

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