ゴミ屋敷を所有しており、処分や掃除をせずにそのまま放置しているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。ゴミ屋敷は訳あり物件専門業者に依頼し、売却することが可能です。ゴミ屋敷を売却せずに放置することには、様々なリスクがあるため注意しなければなりません。
そこで、ゴミ屋敷の売却や、ゴミ屋敷を放置する危険性について詳しく紹介します。
ゴミ屋敷を放置するとトラブルが起こる
ゴミ屋敷を売却せず放置することで、火災や通行人が怪我をするリスク、害虫や害獣が大量発生するリスクがあります。
火災が起こるリスク
ゴミ屋敷を売却しないでいると、放火されたり火災が起こったりするリスクがあります。ゴミ屋敷のゴミは不燃ゴミだけではなく燃えやすい紙といったゴミも溜まっているためです。
通行人にケガをさせるリスク
ゴミ屋敷の敷地外にも崩れそうなほどゴミが溜まっていると、風や雨、地震などが起こった際にゴミが崩れて、通行人が下敷きになるといった事故が起こる可能性があります。また、ゴミ屋敷に住んでいるという場合、ゴミを踏んで滑ったり怪我をしたりすることがある点にも注意が必要です。
害虫や害獣が大量発生するリスク
ゴミ屋敷を放置していると、害虫や害獣が大量発生することがあります。ゴミが大量に溜まっていると害虫や害獣が侵入しても気づきにくいため、大量繁殖につながってしまいます。また、害虫や害獣の排泄物や死骸のニオイなども発生します。衛生面で非常に悪影響を及ぼすため、ゴミが溜まっているゴミ屋敷は放置せず、すぐに対処する必要があるでしょう。
ゴミ屋敷は売却できる?売却する方法について
「ゴミ屋敷だから売却できない」というわけではありません。ゴミ屋敷を売却する際の重要なポイントについて紹介します。
ゴミ屋敷は買い取りで処分しよう
不動産を売却する際には仲介業者に依頼する方が多いですが、ゴミ屋敷は買い取り専門業者に依頼する方法が有効です。買い取り業者とは、ゴミ屋敷を会社が直接買い取るシステムであり、最短数日で売却できたり、近隣住民にゴミ屋敷を売却したことを知られにくかったりといったメリットがあります。
相場よりも大幅に低い買い取り価格を提示されたら注意
ゴミ屋敷を売却する際、買い取り業者はゴミの処分や物件の掃除、リフォームをしなければならないため、可能な限り安い価格で買い取ろうとする業者も存在します。
通常の物件と比較すると買い取り相場は低くなるものの、相場よりも極めて低い価格を提示された場合には、諦めるのではなく他の専門業者に相談しましょう。
解体せずに売却する
通常は住宅を解体する場合に200万円程度の費用がかかるため、ゴミ屋敷を売却する前に費用を工面するのは大変だと感じる方が多いでしょう。
しかし、買い取りをする不動産業者が「解体しなければならない」と判断した場合、買い取り後に不動産業者が解体作業を行うため、ゴミ屋敷の所有者が住宅の解体をする必要はありません。
不動産業者がゴミ屋敷を解体しないでリフォームするケースもあるため、解体することによって余計なお金がかかるほか、再度住宅を建設する時間と費用がかかります。そのため、自己判断でゴミ屋敷を解体せずに、物件はそのままの状態で不動産業者に見積もりを依頼することが大切です。
ゴミ屋敷は訳あり物件専門の買い取り業者に依頼しよう
ゴミ屋敷は通常の不動産としては扱われないため、仲介業者ではなく、訳あり物件を専門に扱う買い取り業者に相談する方法がおすすめです。訳あり物件専門の買い取り業者の場合、ゴミ屋敷のゴミを残したまま買い取れる専門業者も存在します。費用や時間の負担を軽減するためにも、専門の業者に査定や買い取りの依頼をしましょう。
あきんどでは、全国でゴミ屋敷をはじめとした訳あり物件や事故物件の買取を行っております。
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