瑕疵物件とは?できるだけ高く売却する方法をご紹介

瑕疵物件は一般的な物件とは異なるため、普通の方法で売却しようと見積りを依頼すると、おどろくほど安い見積額を出される場合が少なくありません。
どのような物件であっても、少しでも高く売りたいと思うのが普通です。では瑕疵物件の場合、どうすればできるだけ高く売却できるのでしょうか?

瑕疵物件とは?

「瑕疵」とは「欠陥」という意味があり、瑕疵物件とは物理的または法律的な欠陥がある物件のことを指します。

瑕疵物件の種類は主に、

  • 物理的瑕疵物件
  • 法的瑕疵物件
  • 環境的瑕疵物件
  • 心理的瑕疵物件

の4つです。

物理的瑕疵物件とは、雨漏りやシロアリ被害など、物件に物理的な欠陥・不具合がある物件のことを指します。法的瑕疵物件は、建築基準法、消防法、都市計画法などに違反している、法的な欠陥がある物件です。

環境的瑕疵物件とは、物件の近くにガスタンクや火葬場、風俗などが存在している、物件そのものではなく周囲の環境に欠陥がある物件を指します。心理的瑕疵物件は、殺人や自殺、自然死などが起こり、心理的に欠陥がある物件です。

瑕疵物件の売却価格の相場

瑕疵物件を普通の不動産会社へ見積もりに出すと、瑕疵物件ではない場合と比較して、売却額はかなり下がります。瑕疵の内容によっては、買取不可とされるケースも少なくありません。各瑕疵物件ごとの売却価格の相場は次の通りです。

  • 物理的瑕疵物件・・・市場価格の20〜30%程度
  • 法的瑕疵物件・・・市場価格の50%程度
  • 環境的瑕疵物件・・・市場価格の50〜90%程度
  • 心理的瑕疵物件・・・市場価格の70〜80%程度

上記を見ると、いずれの瑕疵物件も市場価格と大きな差があることがわかるはずです。たとえ物件を取り壊し、土地として売却する方法に変えたとしても、瑕疵の内容によっては上記の相場価格とほとんど差がないケースは少なくありません。

瑕疵物件をできるだけ高く売却するには?

市場価格より安い買取額になりがちな瑕疵物件ですが、高く売却する方法がないわけではありません。次の3つの方法であれば、そのまま売却するよりも高い買取額になります。

1.物件を取り壊して土地として売却する

物理的瑕疵物件と法的瑕疵物件においては、物件を取り壊して更地として売れば、瑕疵が解消され売却額が高くなる可能性があります。

ただし、取り壊しに費用がかかることと、更地にしても解消されない問題もあることが注意点です。

2.瑕疵を解消してから売却する

取り壊しをせず、瑕疵を解消するだけでも売却額は上がります。工事や清掃等で瑕疵を解消し、ホームインスペクションで瑕疵が解消されていることを証明できれば、そのまま売るより高い額になるでしょう。

ただし、工事や清掃に費用がかかること、瑕疵を解消するまでに時間がかかることが注意点です。

3.専門の買取業者に売却する

瑕疵物件など訳あり物件専門の買取業者に売却をすれば、普通の不動産会社よりも高く売れます。

多くの専門業者は業者側で清掃やリフォーム等を行うため、清掃などにかかる費用を負担する必要がありません。また、自分で瑕疵を解消するより売却までの期間が早い点もメリットです。

瑕疵物件の売却なら「事故物件買取センター」にお任せ

瑕疵物件は一般的な不動産会社では、買取を断られるか安い売却額でしか買い取ってもらえません。自分で瑕疵を解消するには時間と費用がかかります。訳あり物件の専門業者であれば、瑕疵物件の取り扱いに慣れているため、高価買取が叶うのです。

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