空き家を相続する際に考えたいリスクとその対策

親戚や両親の空き家を相続することになった際、「不要なら売ればいいし、儲かるかも」と思って軽い気持ちでOKしてしまうと、思わぬトラブルが起こる可能性があります。

では一体、どんなトラブルが起こる可能性があるのでしょうか?

もし知らずに相続してしまった場合、どう処分すれば良いのでしょう。

今回は空き家を相続する際に考えたいリスクについて解説します。空き家の相続を検討中の方はぜひ参考にしてください。

空き家を相続する際に考えておくべきリスクとは

空き家を相続するなら、相続前に考えておくべき以下のリスクを知っておきましょう。

固定資産税を支払う義務がある

空き家を相続すると、固定資産税を支払う義務が発生します。「課税台帳の登録価格×標準税率1.4%」となり、自治体によって異なる場合はあるものの、税金が0円ということはありません。空き家を相続する場合は、固定資産税を支払う余裕があるか前もって確認する必要があります。

相続税・登録免許税の支払いも必要

空き家にかかる費用は固定資産税だけではありません。相続税や登録免許税も支払う必要があるため、意外と費用がかかるものなのです。相続税はシミュレーション可能ですから、固定資産税等をあわせて事前に見積もっておきましょう。

空き家を管理するために費用や手間がかかる

相続した空き家をすぐに売却するなら良いかもしれませんが、しばらく自分が持っているなら、空き家管理のための費用や手間がかかることは知っておくべきです。

空き家とは言え、そのまま何もせず放置することはできず、定期的に管理をしなければなりません。具体的には家の中の掃除や庭の手入れ、雪が降る地域では除雪・雪下ろしが必要です。

自分が管理する場合は、費用はかからなくても手間はかかります。親戚や専門業者に委託すると、手間はない分管理のための費用が必要です。

手入れを放置した場合は近隣トラブルに発展するリスクがある

空き家の管理を自分でやるつもりでいたけれど、仕事や用事などで忙しく、しばらく放置してしまう場合もあるでしょう。

その際、手入れをせず放置したことで近隣トラブルに発展するリスクがあります。たとえば、害虫や害獣が住みついてしまうと近隣に被害が及ぶ可能性があるため、クレームが来るかもしれません。

こまめに掃除や手入れをしていれば害虫等が住み着くことはないため、管理をきちんとやる余裕がないのなら、空き家を手放したほうが良いでしょう。

空き家を手放したいときの対処法

空き家を相続してみたものの、思ったより維持に費用がかかる、自分で管理する余裕がない等の理由で手放したいと考える方もいるでしょう。

その場合、不動産会社等に売却するか、訳あり物件専門の業者に売却するか、大きくわけるとこの2つの方法があります。

ただし、不動産会社等に依頼すると、物件が売れないことには維持費はかかり続けてしまうため、今すぐに売却したい方には向かないかもしれません。

すぐに買取可能な訳あり物件専門の業者であれば、最短数日で現金化可能です。今すぐに空き家を手放したいのであれば、専門業者に依頼することをおすすめします。

空き家を手放すなら「あきんど」へご相談ください

空き家を買い取ってくれる専門業者は多数ありますが、弊社「あきんど」であれば仲介業者を挟まずに弊社社員が現地査定!お見積もりから最短2日で買取いたします。

もちろん、空き家を相続する前でも相続後でもどちらの場合でもご相談ください。出張査定は全国どこでも無料で承ります。

空き家は時間が経つほど維持費はかさんでいくばかりです。リスクを早く回避するために、ぜひあきんどへご相談いただき、売却を検討してはいかがでしょうか。

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